
こんにちは、mika( @europe_life15)です。
「好きを仕事にする」ってよく耳にしますが、あなたはどう思われますか?
わたしは信じています。
ただ、「好きだから仕事になる」のではなく、「好きだから打ち込める」その結果論として「好きを仕事にしている」んだと思っています。
そう思ったのは、昨日夫と話していたときです。
私はやっぱり、夫の興味ある分野で本人の能力を活かしながら自身でも成長を感じられる仕事をしてる姿が好きみたい。夫本人がやりがいを感じられて、仕事を楽しみながら自分を誇りに思えて、ポジティブな活力に巻かれるような状態であれば、どんな業界のどんな仕事でもいい。
— mika@スペイン/フランス (@europe_life15) 2017年10月4日
「この人のこういう時のエネルギーって好きだな」と、しみじみと思ったのです。
この思いを残したいと思い、記事でシェアすることにしました。「好き」と「稼ぐ」について、自分なりの言葉で書いています。
目次
好きだから打ち込める

冒頭に書きましたが、
好きだから仕事になるのではなく、好きだから打ち込める。その結果論として、好きを仕事にしている。
と、わたしは思っています。
ただ「好き」だから仕事になるのではなく、「好き」だから打ち込める。
打ち込むのは苦にならない。それどころかポジティブな力に巻かれ続けた状態が、めぐりめぐって「好きが仕事になった」んじゃないかと思っています。
巷でよく耳にするのは、「稼ぐ」と「好き」を二分した考え方。
どちらか一方を取るのではなく、「稼ぐ」も「好き」も両立することがプラスのエネルギーの活力になると信じています。
それ儲かるの?で判断する稼げる仕事
たしかに、「好き」だけでは金銭に変えられないこともあります。
「儲かる事業」でなければどんなに一生懸命仕事に接していても、そのポジション自体が無くなるかもしれませんし、リストラされる可能性だってあります。
でも、仕事選びの段階でそこまで考えられている人はごく一部。多くの人は自分の「やりたいこと」を優先してしまうと思います。わたしもそうです。
自分は職業選択をするときは常に「儲かるかどうか(伸びる市場かどうか)」を一番に考える派なんだけど、意外にそれを考えている人は少数派なんじゃないかという気がしてきた。「やりたいこと」は皆語れるけど「儲かるの?」って聞くと意表を突かれたような顔をされることが多いから。
— えとみほ (@etomiho) 2017年10月3日
仕事探しのときに「伸びる業界」までを考えて転職活動する人は少ないように思えますが、いざ自分のアイデアをビジネス化しようとするときは「需要あるんだっけ?」と考えますよね。
需要が大きい=伸びる市場でもあるわけですから、好きなことで稼ぎたいと思うならば市場の大きさも考慮する必要があります。
好きな分野で実力を活かせば成長速度は上がる

いきさつはどうであれ、今就いている仕事や会社の事業に共感できたり、それが自分の好きな分野であれば成長スピードは自然と上がっていきます。
まず、やっていて楽しいからです。
興味のある分野や好きな仕事内容であることで物事を覚えるスピードは上がりますし、覚えたらすぐに実践したくなるものです。
ときには失敗だってします。
ですが、失敗を繰り返さないのも好きなことだからです。
自分の好きなことであれば失敗の経験も強く心に残りますし、好きなことなので「上手くこなしたい」という心理が働くからです。
何度言っても同じ失敗を繰り返す人はいますが、それは彼らにとって関心のないことだからか、始めたばかりの新人かのどちらかではないでしょうか。
もうひと踏ん張りできるのは好きだから

ビジネスチャンスのある起業アイデアや伸びしろのある業界だとしても、自分たちの努力が形になり利益として数字に表れるまでには時間差があります。
その間、押しつぶされそうなプレッシャーを感じるときもあれば、顧客から理不尽な要望を突き付けられることもあります。そして経済面で賄いきれなくなることだってあります。
そんな時に「もうひと踏ん張り」できるのは、その仕事が好きかどうかに限ります。
楽しいことばかりでいつもハッピーでいられたら最高ですが、人生はそうでもありません。嫌なことにだってたくさん遭遇します。
嫌なこと・苦しいことでも立ち向かい続けられるのは、好きなことだからです。
自分のことが好き、この仕事が好き、この業界が好き。
好きなことであればエンジンは加速しやすいですし、全力で踏ん張ることだってできるものです。
好きなことで自分を誇りに思う

わたしは夫がどんな業界のどんな仕事に就いてもらってもかまいません。
ただ2つだけ条件があります。
- その仕事が好き(楽しい)かどうか
- その仕事を通じて成長できるかどうか
これだけは大事にしてほしいなと思っています。
夫自身が仕事を楽しみ、成長を感じられ、人から信頼され、自分を誇りに思える。そんな仕事であればどんな業界のどのポジションでも気にしません。
実体験の中で気づいたのは、好きなことを仕事にしていると自己肯定感も強くなるし、自分を誇りに思えたりするってこと。
自分の可能性を自分自身が信じてあげられるのは、大きなエネルギーになります。
次への活力に繋がる大事なProud(自尊心・誇り)を持ちつづけられるかが、結果を左右するのではないかと思っています。
仕事が楽しいと人生が楽しい

毎日長い時間、人生の多くの時間費やす仕事ですから、やっていて楽しいに越したことはありません。
わたしにとって仕事とは、社会との繋がりです。仕事と人生は切っても切り離せない存在なのです。
「仕事楽しい?」
これはわたしたち夫婦の合言葉。
仕事でも新プロジェクトでも「それ自体が好きかどうか」「楽しいと思えるかどうか」を大事にしていて、ふたりの間でくり返し確認しあっている質問です。
「仕事が楽しくない」=「人生も楽しくない」=「私生活に影響してくる」に繋がるわけですから、夫には仕事が楽しいと思える選択肢を選んでほしいと心底思っています。
「稼ぐ」と「好き」を両立した結果・・・

好きが生じて吸収力が上がり、責任が増え、信頼され、結果に返ってくる。その対価として収入も上がっていきます。
頑張ったぶんの対価が自分に返ってくるわけですから、また頑張ろうと思えますよね。そうやってプラスのスパイラルに巻かれていった方が、成長スピードは速いです。
ということは、「稼ぐ」と「好き」を両立させることで相乗効果を得るのが鍵ではないでしょうか。
稼ぐが先か、好きが先か。
順序を決めるのではなく同時進行で両立することができたら、それに勝るものは無いんじゃないかと思います。
さいごに
夫と話しをしていたときに感じた、わたしの仕事観です。
本人が楽しいと思えて成長できるなら、どんな仕事でもかまいません。わたしは夫の「仕事を通じて自身の成長を感じている姿」が好きなんですよね。
稼ぐと好きを両立させて相乗効果を得る。
もし、この記事を読んでくださっているあなたが「稼ぐ」と「好き」の間で揺れ動いているのなら、両立することで夢を叶えてほしいなと思います。