バレンシア

時間の使い方がポイント!半日では良さが実感できないバレンシア観光のお薦め

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コノリー美香の自己紹介


バレンシアはスペイン第三の都市で、地中海に面しています。

首都マドリードから東へ330kmほど、スペイン第二の都市バルセロナからは350kmほど南へ下がった場所に位置しているのがバレンシア。

パエーリャ発祥の地であり、オレンジの産地でもあります。

バレンシアと言えばオレンジ。町の至るとこにオレンジの木が植えられています

正直に言いますと、マドリードやバルセロナほどの観光名所はありませんが、それでも12世紀頃から残されている歴史的建造物や教会、ヨーロッパ最大級を誇る生鮮市場など、市内の所どころに残されています。

少ない観光名所だからか、バルセロナから半日観光としてツアーが組まれていますが、残念ながらバレンシアの良さは半日観光では実感できません。

確かに、観光として訪れる場所は少ないです。
ですが、マドリードやバルセロナ観光とは違った時間の使い方が出来るのがバレンシア。

観光名所が多いと朝から夕方までスケジュールびっちりでくたくたになることも少なくありませんが、せっかくの旅行なのに疲労困憊でゆったりのんびりと楽しめないのは勿体ないですよね。

1年を通して温暖で、冬は日中15~18℃、夏は32~34℃ほど。

他のヨーロッパ地域に比べると湿度が高いとは言われますが、それでも日本のようなジメジメした湿度は無く、日本で育った私にはカラッとしていて全く気になりません。

それゆえ、イギリスやドイツをはじめ、ヨーロッパ諸国からたくさんの人が太陽と温暖な気候、ビーチを求めてバレンシアにやって来ます。

市内の真ん中で、真冬なのに日中の暖かさに浮かれて(?)キャミソール姿で日光浴を楽しむ、寒い地方から来るヨーロッパ諸国の観光客をよく目にするほどです。

バレンシアでは観光場所を巡りつつ、のんびりしたスケジュールで町中を散策したり、ビーチを歩いたりするのが一番の醍醐味。日常の忙しなさから解放されるために来るヨーロッパ諸国の人もいますしね。

そんなバレンシアの市内を散策していると、こんな景色や風景に出会えます。

バレンシア市内にはいくつもの橋が架けられています 中世に戻った気分で馬車に乗ってみるのも楽しそうです バレンシアではどこへ行ってもヤシの木が至る所に。 小さくて白い花がかわいいオレンジの花。近くを通るといい香りがしてきます

春先は特に、白くて小さいオレンジの花が咲き乱れて、甘くていい香りがしてきます。

街路樹から住宅地の歩道脇、庭にもオレンジの木がたくさん植えられていて、どこからともなくいい香りが。きっと美味しい蜜なんでしょうね、蜂もたくさん飛び回っているので観賞するときはお気を付けを。。

気候はもちろん、温かい人が多くて優しいし、あまり観光地化されていないので治安が良くて安全。でも、一応は第三の都市だけあって必要なお店は一通り揃っていますし、車の渋滞もさほどなく、住みやすさはバツグンです。

また、在住日本人に不可欠な、日本食レストラン(日本人シェフ)や日本食材店(日本人経営)もありますし、生活する上でいろんな必要条件を標準以上にクリアしているのがバレンシア。

一言でいうと、観光向けというより居住向けの都市ですね。

そんなバレンシアの良さは半日では味わいきれないと思いますので、ぜひ時間をゆったりと使ったスケジュールで滞在されることをお薦めします。

小鳥のさえずりを聞きながら緑たっぷりの公園でのんびりお散歩を楽しんだり、目の前に広がる地中海の澄んだビーチでのんびり過ごしてランチにパエーリャを頂くというのがバレンシア観光の楽しみ方の一つ。

せっかくお休みを取ってきた旅行なんですから、時間に追われず心身ともにリラックスできるスケジュールでお楽しみくださいね。^^

 


 

ABOUT ME
Mika Connolly
コノリー美香。海外認定コーチ。2020年東京オリンピック出場候補(女子陸上)選手メンタルサポートコーチ。キャリア・ライフサイクルの変化にも上向きに人生をシフトして、自分らしく生きたい女性の自己実現をサポートしています。クライアントは世界14ヶ国在住。/ ▼無料メールレター
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