こんにちは、Mikaです。
だからこの仕事はやめられない。
そんな風におもう瞬間はいくつもあって。醍醐味でもあるし、わたし自身がまたひとつ成長した瞬間のようにも感じる。
ある日の、クライアントさんとのセッション。
とくに決まったテーマが思いあたらなくて・・・と切り出されたのもつかの間。
このあとに大きな大きな転機が見つかるとは想像すらしてなかった…。
今後の展望を聞かせてください
この方は、とっても楽しそうに毎日を送られてる。まいにちを精一杯に、最大限の楽しみをとともに。
そんな彼女に質問を1つ投げかけた。
『○○さんの未来の展望はなんですか?』 斜め上を向いてすこし考えられたあと、彼女が描く「未来のじぶん」についてこんな状況だったらしあわせですって、そのシチュエーションを断片的に伝えてくれて。
・・・と、あることに気づいた。
セッションの前半で話してくれた「ばっくりとした価値観」と、「しあわせな未来の展望」のあいだに目に見えない1つの線に気づいたわたしは、そのことを正直に伝えてみた。
鳥肌がたつ瞬間
すると彼女は、目を大きく見開き、からだが動くくらい大きな呼吸をし、興奮気味にこう言った。
『それだ!!!!!!!!』
いままで言葉にならなかったことが言語化された瞬間だ!!と、彼女はうれしそうに興奮していた。
そして、忘れないようにメモっていた。
『モヤっとしていた霧が、いまこの瞬間ですっきりと晴れました!ありがとうございます!!!』
と何度もお礼をいう彼女。
その瞬間に立ちあえたことがとってもうれしいし、この仕事の醍醐味でもある。
答えは彼女のなかにあった
でも、わたしはただ彼女の持つ内面を引き出しただけだ。
彼女のなかにある「強い想い」や「言葉になっていない気もち」を見つけだして、その共通点をつなげただけだ。
彼女はまた1つ「ブレない軸」をもったことで、これからの人生を「彼女だけの選択」をし続けるだろう。
はっきりした思いを胸に突き進めるのは彼女の魅力でもあり、わたしはそんな彼女が大好きだ。
まず、気づく
じぶんの進みたい道、なっていたい状態、しあわせだと感じる状況、これを言葉にあらわすのって簡単ではなかったりする。
まず第一に、それらの思いに「気づいてあげる」必要があるからだ。そのあとはじめて、言語化の作業にはいる。
「じぶんはこうしたい」って思いがあっても、それがほんとうに心の底から望む状態なのか、はたまた「世間体」や「常識」から生まれた思いなのかをはっきりさせる必要もある。
なぜなら、そのあとの言語化でうまく言葉にならないからだ。言葉になったとしても、さらに次の「行動」のフェーズで立ちいかなくなるからだ。
言語化できないときは
おもうように言語化できないときは、まず、「じぶんの気もちに気づいてあげる」ことが最優先。
その「きっかけづくり」になりえることはたくさんある。
- しあわせを感じる瞬間を多くつくってみたり
- いろんなことに挑戦してみたり
- いろんな価値観に触れてみたり
- いろんな考えを知る機会をつくったり
- 先をいく人と話しをしてみたり
肯定的なきっかけづくりが難しく感じるなら、「じぶんがしあわせを感じないこと」をあげるのも効果的。
- ○○な状況はしあわせじゃない
- ○○な仕事はしあわせじゃない
- ○○なことはやりたくない
- ○○な人とはつきあいたくない
- ○○な価値観は息苦しく感じる
などなど。
「~じゃない状態」を挙げていくと、そこからも共通点が見えてくる。
どちらにしても一番大切なのは、なんといっても「じぶんをしあわせにする」こと。
肯定的な方向からでも、否定的な方向からでも、「じぶんの真の気もちに気づく」ことからはじまる。