
こんにちは、Mikaです。
スペインでは1月下旬頃からいちごが出回り、2月になるとスーパーに並び始めます。
スーパーでは段いっぱいにいちごが並び、500gで1.35ユーロ。日本円に換算すると約190円とお買い得です。(*1ユーロ139円で計算)
日本ではブランド化されて高級フルーツのイメージが強かったいちご。こんな破格で買えるなんて夢のよう。で、シーズン中は毎日のように買ってしまいます。
日本ではよく季節限定スイーツが売られていて、春先になればいちご味のデザートやお菓子で溢れていますが、ここヨーロッパではそのような季節スイーツなど目にしたことがありません。
オリジナルのシンプルなデザートなんかはたくさんあるんですが、いちご・かぼちゃ・栗・サツマイモなど季節の食材をアレンジしたデザートは皆無です。
でもやっぱり食べたい・・・。
無ければ作るしかない!ということで、いちごプリンを作ってみました。
スペインはいちごが安すぎる!
この写真のいちごは、2kgで5.4ユーロ。なんと日本円で約750円です。1kgでは半額の2.7ユーロで、約380円。

お買い得なお値段で箱買いしたはいいけれど、いちごって繊細ですぐに悪くなってしまうんですよね。
そのままで食べきれればいいのですが、なかなかそうもいかず・・・。
大量いちごの消費方法
シーズン中は安くて新鮮なこともあり1kg単位で買ったりしますが、その度に頭を悩ますのが消費方法。
少量ずつ買えばいいのですが、そうすると2日に一回は買うことになって・・・。
で、わが家ではいちごの消費にこんな方法をよく使います。
だいたい下の3通りですね。
- いちごジャム(定番)
- いちごスムージー(いちごを凍らせてからミキーサにかける)
- いちごプリン(定番だけどヨーロッパにない)
そしてこの記事では3つめのいちごプリンの作り方を記しておきます。
簡単!いちごプリンの作り方

作り方はとっても簡単。
レシピとも言えないくらいなので是非チャレンジしてみください!
材料
- 生のいちご:10~15粒(★)
- 砂糖:大さじ2(★)
- 牛乳:600ml(★)
- ゼラチン:5g
- ゼラチンをふやかすための水:大さじ3程度
作り方
- 粉ゼラチンに水を加え、ふやかす
- ミキサーに★マークの材料(いちご・砂糖・牛乳)を合わせて、ガーっと
- ふやかしておいたゼラチンを入れ、ダマにならないようによく溶かす
- ゼラチンのダマを取り除くため、濾し器でいちご牛乳液を漉す
(気にならない方はこの工程を省いても大丈夫です) - 容器に注ぎ、冷蔵庫で冷やし固めます(3時間以上が理想)
わたしが使っているのはブラウンのハンドミキサーです。
透明の筒形の容器にいちごを入れ、ハンドミキサーで「ガーーーーー」っとやるだけ。
左手で容器を支え、右手でミキサーを持ち、指にちょうどボタンがあたるようにハンドルを持ちながらボタンを押すとスムーズにできますよ!
いちごプリン作りのポイント
- 砂糖大さじ2だと甘さ控えめです。甘めがお好きな方は砂糖の量を調節してください。
- ふやかしただけの粉ゼラチンでうまく溶けない場合は、ゼラチンを入れたいちご牛乳液をお鍋へ移して弱火で軽く温めるとゼラチンがダマにならずうまく溶けます。
- 仕上がりの触感をスムーズにするため漉し器でいちごの果肉を取り除きました。つぶつぶ感がお好きな方は手順4を省いてもらっても構いません。
- 牛乳600mlを、牛乳と生クリーム1:1(各300mlずつ)にするとミルキーで濃厚さが増します。私はカロリー控えめ&さっぱりライトな仕上がりにしたかったので牛乳のみで作りました。
さいごに
いちごってあまり日持ちしませんよね。
せっかく買ってきたいちごがダメになりかけていたら、捨てずにいちごプリンにしてみてください。
いい香りがキッチンいっぱいに広がり、オトナも子どももみんなが楽しめるデザートに早変わりしますよ!
(記事中の金額は当時の為替レート:1ユーロ139円を参考にしています)
おまけ
わが家はハンドミキサーをよく使います。
プリンづくり、チーズケーキのタネづくり、メレンゲづくりなどのスイーツ系から、レンズ豆スープなどのお食事系まで、幅広く使えて省スペースなハンドミキサーがあるとレパートリーが増えて便利ですよ!