こんにちは、mika( @europe_life15)です。
子どもの頃はあまり好きじゃなくて、読書はほとんどしませんでした。本を読んだ記憶すらほぼ無いです。
課題図書というかたちで強制的に本を読まされた経験ありませんか?
わたしはあれが大嫌いで、強制じゃなく「自発的に」やりたいと思うことじゃないと行動に移せなかったんですね。子どもらしくないというか、可愛げがないというか・・・。
そんなわたしは、大人になってから(正確に言うと社会人になってから)読書に目覚めました。遅咲きです。どちらかといえば、恋愛ロマンス系の話しや推理小説よりもビジネス書や自己啓発本などを好んで読んでいます。
本を読んだからと言って急に世界が変わるわけではありません。本で学んだことを実際に行動に移し、実践してはじめて効果を感じることができます。
その中でも「より印象に残って」「効果のあったもの」をシェアしたいと思います。
目次
① 人間性を高めるヒントが得られる本

わたし自身を変えるきっかけになり、仕事だけでなく日常生活にも大きな影響を与えてくれた3冊です。
仕事術とか世渡り論とか、表面上や小手先のテクニックとかではなく、「1人の人間としてどう生きるか・向き合うか」に触れられます。
この3冊それぞれから得たものは、わたしの「忘れられないフレーズ」となってことあるごとに脳裏をよぎります。そのたびに自分の置かれている状況を冷静に受け止め、判断する助けになってくれています。
1. 人を動かす (著者 / D・カーネギー)
わたしたちは一人では生きていけません。自分一人で仕事をしていたとしても、そこには必ずクライアントや顧客など、相手となる人がいるはずです。この本でわたしはこんなことを学びました。
- 相手の立場になって考える
- 笑顔を忘れない
- 美しい心に呼びかける
- 命令をしない
まだ22歳で半分学生気分の抜けない小娘だったわたしに、当時の上司が薦めてくれた「人生初のビジネス書」です。
この本がきっかけで「仕事の仕方や考え方」「人との接し方」など学んだことを実践するように心がけました。今でも時あるごとにふと脳裏に浮かび、何度でも読み返したい数少ない本です。
2. 道は開ける (著者 / D・カーネギー)
上に挙げた「人を動かす」と同じ著者(D・カーネギー)で、抱えきれない悩みがあるときに読みたくなる本です。特にこんな状況のときにおすすめです。
- 悩みが膨らみすぎてどうにもならなくなった時
- 絶体絶命だと思うような事態が起きかけて心が病みはじめた時
- 辛い出来事が頭から離れなくて自分を失いかける時
たまに難しい日本語表現が出てくることもありますが、事例がたくさんあるので登場人物の立場になって話しを読み進めることができ、一層理解が深まるようになっています。
「もうダメだ・・・」と絶望的な悩みにぶつかったときに読んでます。窮地や逆境から抜け出すヒントがたくさん詰まった、人生の参考書とも思える本です。
3. 7つの習慣 (著者 / スティーブン・R・コヴィー)
この本で一番印象的だったのは「自分の影響の輪」という言葉。相手を変えようとやっきになるより、自分の考えやスタンス・行動を変えた瞬間から、想像以上の結果が返ってくるというものです。
時には自分の感情とは違う行動をしなくてはなりません。
感情と反する行動って難しいですよね。でも、それこそが「自分の影響の輪」であって、「感情は自分で選択している」ことに繋がります。
- 自分の影響の輪
- 感情は自分で選択している
人を羨ましいと思ったり自分の情けなさに嫌気がさしたときなどは、特にこの2つの言葉を思い出します。
「羨ましい」も「自分を情けないと思うこと」も、”あえて” 自分自身がその感情を選んでいるということに気づいてからは、マイナス感情に襲われる頻度が減りました。
②自分の目標やなりたい姿のヒントが得られる本

自分の方向性やなりたい姿って見つけるまでに時間がかかりますよね。わたしは社会人として働きながらも、「5年後はどうなっていたいか」という問いに自分で答えられない時期が長く続きました。
1年後の姿は何となく描くことができる。3年後の姿はうっすらとぼやけながらだけど「こうなっていたいな」という希望にも似た光景を描くことができる。でも、5年後ってわたしには「未来」という感じではっきりしませんでした。
そんな時に「自分の行動から目標」を、「毎日の実践からなりたい姿」を描けるヒントをもらえたのがこれらの本です。
4. 必ず食える 1%の人になる方法(著者 / 藤原和博)
民間企業から初めて、公立学校の校長に就任された藤原さん。前職のOBということもあり噂は耳にしていました。
元スーパー営業&マネジャーだったご自身の経験を交えながら、「自分の強みやジャンルを掛け合わせてその分野で希少性のある人になる方法」が得られます。
わたし自身「誇れる知識や経験はない」と思っていましたが、この本を読んだことで過去に培ってきた仕事の経験・知識・環境などを掛け合わせることで他の人には無い「自分の強み」に気づくきっかけになりました。
芸能人のキングコング西野さんもこの本を絶賛してました。
5. 夢をかなえるゾウ1(著者 / 水野敬也)
一時期とても流行った本ですが、何度読み返しても「気づき」の多い本です。
一般的な自己啓発本とは違い、おとぎ話しのような仮想の「神」との会話にヒントがたくさん隠されています。神という職業のぐうたら好きなゾウ(ガネーシャ)と主人公のやり取りが面白く、自己啓発本を読んでいるというよりは笑える漫画を読んでいる気分です。
神ガネーシャの課題を実践していきながら、結果的に「無意識のうちに行ってる習慣・行動の癖を見直す」ことができます。課題をクリアすると行動が伴っていくというゲーム感覚なのも続けやすいです。
6. 夢をかなえるゾウ2(著者 / 水野敬也)
「夢をかなえるゾウ」はシリーズ化されていて、1~3巻まで出ています。
2冊目は1冊目の続編ですが、主人公と登場する神が変わります。今度は貧乏神の「金無幸子」に取りつかれた主人公が「お金も心も貧乏」から卒業していく姿がストーリー化されています。
この本ではお金に関する原点というか、「お金は誰かを幸せにした対価として得られる」ことを学びました。
先日書いた記事にもつながりますが、「誰かを幸せにした対価としてお金が得られる」のならば、「自分だけのために行動するのではなく相手のためを思って行動する」ことが原点なんじゃないかと思ってます。
ちなみに、こちらがシリーズ3冊目です。
まだ読めていないのですが、1・2冊とも気づきが多かったので3冊目も期待しちゃいますね。読んだら改めて紹介したいと思います。
自分自身や対人関係に悩んだ時に読みたい本 まとめ

どの本もわたし自身が悩んだり行き詰ったときに次の一歩、次の行動へのヒントをもらいました。「もうダメだ・・・」「行き詰って身動きがとれない・・・」といった状況のとき、迷わず手に取って読み返す本ばかりです。
そのたびに勇気づけられたり元気づけられたり、すくんでしまって次の一歩がうまく出ない時の突破口になったりと、あらゆる気づきをもらえました。
本を読み進めながら「わたしの場合は〇〇だから~」と、自分が置かれている状況や環境などをシンクロさせて考えながら読んだりしてます。なので速読には向かないタイプです。
たまたま出会ったたった1冊の本がきっかけで、自分の行動や考えが変わったりするのってすごいことです。「ベストセラーだから」「誰かが推薦していたから」といって、必ずしも自分にあう(刺さる)本だとは限りません。
これだけたくさんの本が出版されていても、自分に刺さる本って数少なかったりします。どの本を読んでいいかわからないと思ったら、試しにご紹介した本を読んでみてくださいね。探していたこと、ほしかった気づきに出会えることを願ってます。
本を手に取ったときの直感もけっこう当たるもんですよ!