
こんにちは、Mikaです。
ニュースで目にされた方も多いと思いますが、パリの象徴ともいえる「ノートルダム大聖堂」が火事で崩壊してしまいました…
義理ママからのメッセージで知って、すぐにニュースをチェックしたら信じられない光景が目に飛び込んできて…。
今日は、ママとのやり取りで心動かされた想いを綴ってます。
パリでの思い出
ノートルダム大聖堂って850年も、あの場所に建っているんですって。
時代は変われど、何世紀にもわたってパリ市民、フランス国民に愛されて、旅行客はエッフェル塔よりも多いって。
義ママと義パパは、50年ほど前にパリで出会って、パリで生活して、デートを重ねて、結婚生活を過ごして、そのときのことを昨日の事のように話してくれる。
『当時から車止めるとこがなくて苦労したよ~』とか、
『パリで一番愛されてるパン屋さんがあって、そこのバゲットが最高だった~』とか、
『デートでいったレストランはパリで一番不思議なお店でさぁ~』とかとか。
フランス国民、パリ市民ももちろんそうだと思うけど、義ママ・義パパにとっても忘れられない思い出の場所がたくさんある街、それが彼らにとってのパリ。
そんな思いがひしひしと伝わってきたママからのメッセージに、わたしは心動かされました。
再建築には40年
冒頭でシェアしたBBCニュース(英語)の方に、マクロン大統領からの言葉が紹介されてるんですね。「ノートルダム大聖堂は再建築する」って。
それを受けてママからの一言。
『再建築にはすくなくとも40年かかるんですって。パパも私も(ママのこと)その姿を二度と見ることはできないのよ。』
ふたりとも70歳中盤。
40年先は生きていない。
そんな思いが込められたメッセージになんて返したらいいかわからなくて、心がぎゅーっと締めつけられて…。


すでにもう、ノートルダム大聖堂再建築への寄付金が富裕層から届いているみたいです。ユニセフをとおしての募金や献金もはじまるみたいで。
40年後の夢
いまから40年後、わたしは80歳になる。
きっと生きてるような気もしてる。
新しく生まれ変わったノートルダム大聖堂を、夫と一緒に、80歳でも「階段で」展望台まで登り切れるような、パワフルなおばあちゃんでいたいなぁ~。
いくつになっても旅好きなふたりでいたい。
そのためにも、夫にもパワフルなおじいちゃんでいてもらわないと。
これから先の40年。
未知の世界すぎて想像つかないけど、「どうなっていたいか?」「どうなっていきたいか?」は自分が決められるって今は知ってる。だから、怖くはない。
大好きな人と一緒に歩むこれから先の人生が、どんなものか楽しみでもあるし、ワクワクもする。
わたしたちの1回目の結婚記念日旅行は、パリだった。
ノートルダム大聖堂へも行ったし、暑かったあの日のことをよく覚えてる。
思い出の地へ、40年後もまたふたりで、手を取り合って訪れたい。
夫も同じように感じていてくれたらうれしいな~と思ったのでした。