
こんにちは、Mikaです。
夏に入ると食べたくなって、食卓に登場する頻度があがるお蕎麦やそうめん。
暑くて食欲が落ちる中、喉ごし爽やかでつるっと食べられてしまうものを欲するんですよね。
でも、海外生活だと麺つゆって結構なお値段。夏は特に利用頻度が上がるのですぐ無くなってしまう。その度に買っていたら麺つゆだけで相当な出費になってしまいます。
そこで、我が家では麺つゆを手作りすることにしました。
もうずっとこの方法です。
おかげで量を気にせずいつでも好きな時に使えて麺つゆの活用が増えました。しかも市販品を買うのに比べたら超がつくほどお得。
今日はその手作り麺つゆをご紹介します。
目次
手作り麺つゆ 簡単3ステップ!のレシピ
基本のレシピ(3倍濃縮)は下の通り。
材料3つ、作り方はたったの3ステップで簡単!
水や固体など不純物が入っていないので、冷蔵保管で1ヶ月は持ちます。
お蕎麦やそうめんなど、つけ汁として使う場合は3倍のお水で薄めて、暖かいうどんやお蕎麦、お雑煮などかけ汁として使う場合は5倍~6倍に薄めてお使いください。
3倍濃縮 麺つゆの材料
- 醤油:100ml
- みりん:100ml(海外で買うと高いみりんの代用レシピはこちら)
- 粉末だし:10g
作り方はたったの3ステップ
1. 強めの中火で火にかけ、鍋にみりんを入れて軽く沸騰させます。
(みりんに着火してアルコールを飛ばしてもOKですが、私は手軽に沸騰させてます)
2. 醤油を入れて30秒ほど煮立たせます。
(沸騰させ過ぎないように!鍋の周りがフツフツしてるくらいでOK)
3. 粉末だしを入れてよく溶かす。
海外在住組のコツ
かつお節って海外ではけっこうなお値段です。
貴重なかつお節はお料理のトッピング用に取っておいて、麺つゆには粉末だしで代用しています。頻繁に作る麺つゆに毎回大量のかつお節を使うのはもったいない・・・。
美味しくなるコツ
個人的には出来上がった麺つゆは一晩以上置いた方が、味が馴染んで美味しくなる気がします。醤油の角が取れるというか、全体的にマイルドな口当たりになります。
私の場合、スープにはかつお節やとろろ昆布などを入れてプラスアルファのうま味を利用する方が好きなので、かけ汁用の配分でも少し薄めの味付けで作ります。
基本レシピ応用で、だしのうま味を引き出す

基本レシピの材料だと、だしの味に物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
市販品では多くの添加物やうま味成分が調合されているので、手作り麺つゆの材料3つに比べると味の深みやうま味が変わってきます。
そこで、基本レシピにある材料を加えることでうま味成分を引き出し、だしの風味たっぷりな応用レシピもあわせてご紹介します。
応用レシピは基本レシピの麺つゆに不純物が入ることになりますので、保管期間は短め。保管時には容器に作成日を記載して早め(出来たら1週間以内)に使い切るようにしてください。
応用レシピ①:かつお節
かつお節を煮出して出汁醤油にする
粉末だしを入れる手順で本物のかつお節(量はお好みで)を入れ、沸騰させ過ぎないように1分ほど煮たたせる。
この方法だとかつお節の香りとうま味が引き出され、麺つゆにコクが増します。
応用レシピ②:乾燥昆布・乾燥シイタケ
麺つゆに乾燥昆布を入れたまま保管
昆布やシイタケを入れることで、旨み成分がじんわりと麺つゆに溶け出します。
間口の大きいボトルやビンに昆布やシイタケを入れ、基本レシピで作った麺つゆを注ぎ、冷蔵庫でそのまま保管します。
応用レシピ③:かつお出汁
麺つゆを使う時にかつお出汁で割る
濃縮麺つゆをお水で割るのではなくかつお出汁で割ることで、風味豊かなつゆになります。
この方法はつけ汁でもかけ汁でも応用でき、私はよくかけ汁(暖かい麺料理)でこの方法を使います。

麺つゆは意外にも色々なお料理に活用できます。
- 揚げだし豆腐
- 茄子の揚げ浸し、煮びたし
- 野菜炒め
- 焼き麺などの炒め料理
- お雑煮
- 肉じゃがなどの煮物
- 中華風サラダなどのドレッシング
- 和え物
- 焼肉ダレの隠し味
- お肉の付け置き
他にもいろいろありますよね。
麺つゆはメインでも隠し味としても使えるので、わが家では万能調味料として常備しています。
記事を書いていたらそうめんが食べたくなりました。わが家の定番は、ピリ辛な肉味噌をトッピングした韓国風そうめんが夏のお決まり。
今年の夏も麺つゆの出番が増えそうです。