こんにちは、mika( @europe_life15)です。

ニース近郊の「トゥルビー村」(La Turbie)ってご存知ですか?

豪華なプライベートボートが立ち並ぶセレブな国「モナコ」が一望できる小さな小さな村で、ニースからは車で50分ほど離れた場所にあります。

そして、ローマ帝国時代に収めた勝利が記念されている、歴史的に大きな意味を持つ「ローマ史跡の村」でもあります。

今日は、そんなトゥルビー村の魅力をたっぷりとお伝えしたいと思います!

トゥルビー村はモナコが一望できる数少ない場所

コートダジュールの海岸沿いには小さな村がたくさんありますが、モナコを上から一望できるのはトゥルビー村だけじゃないかと思います。

海とモナコがこんなにはっきりと美しく見える場所は、わたしはほかに知りません。

日本人観光客にとても人気があり「鷲の巣」の名で愛されるエズ村でさえも、モナコは一望することができません。

トゥルビー村はモナコの裏手・内陸山間部にあるからこそ、このような景色が一望できるわけですね。

トゥルビー村の歴史:2000年前のローマ帝国時代

コートダジュールの小さな村トゥルビーは、ローマ帝国時代と深いつながりがあり、今でも当時の史跡が残されています。

初代ローマ帝王時代、紀元前6世紀。今から2000年以上も前にトゥルビー村で何があったのでしょうか。

トゥルビー村で勝利を収めたローマ帝国

トゥルビー村はローマ帝国にとって切っても切り離せないほど重要な出来事がありました。それは、ローマ帝国の初代帝王アウグストゥスが勝利を収めた場所だからです。

初代ローマ帝王率いるアウグストゥス軍は、現地(コートダジュール地方)部族との闘いで勝利を収めたのです。

この栄光を記念すべく「トロフィー」が建設されました。紀元前6世紀のことです。(勝利を祝す記念品ということこでまさに「トロフィー」なわけですね)

それから何百年も経った1705年、当時の帝王ルイ14世がすべての遺跡を壊してしまいます。アウグストゥスが収めた勝利に嫉妬したのです。

破壊されたトロフィーは原型をとどめることなくすべて崩れ落ち、数百年間もそのまま放置されることとなりました。

その後、20世紀に入ってからトロフィーの再建計画がはじまります。

崩れ落ちてしまった当時の石をそのまま使うという、再建築プロジェクトです。

再建築とはいえ使われている石は当時のもの。紀元前6世紀にアウグストゥス帝王の勝利を祝って建てられた当時の石をそのまま使っているのです。

ローマ皇帝アウグストゥス勝利の軌跡(博物館)

トロフィーにまつわる実話は、モニュメント隣にある小さな博物館で展示されています。

トロフィーが見られる場所は公園内

トロフィーのモニュメントが見られるのは、「Le Trophée D’Auguste」(ルトゥルフィー・ドゥグゥストゥ)という公園内です。

入園には料金がかかり、入園料は1人6ユーロ

メイン入り口の前はモナコが一望できる写真スポット

メインエントランスの入り口先には小さなデッキが設けられており、ここからでもモナコが一望できる写真スポットになっています。

トロフィーへの行き方

公園内は緑がいっぱいで開放感たっぷり。目的地のトロフィーまでは道案内が教えてくれます。

トロフィー頂上展望台からの眺め

トロフィーでは、頂上展望台まで上ることができます。

階段が設置されておりどなたでも無料で登れますので、ぜひ頂上まで上ってみてください!

出入り口は2カ所。メインと裏側を効率よく使う

この公園に設置されている入退場口は2カ所。メインエントランスの他に小さな出入り口が公園裏側(トロフィーの後ろ)にも設置されています。

裏側の出入り口から村内へ抜けることができ、村内旧市街にあるサンミシェル教会へアクセスすることができます。

入園時に使ったチケットがあれば一度そこから出ても再入場させてもらえるので、チケットは捨てずにとっておく方が便利ですよ!

トゥルビー村を散策

トゥルビーの旧市街は、中世の趣が感じられひっそりと佇むような家々が多く並びます。

先に紹介した教会サンミシェルも旧市街内にあり、トロフィー公園と旧市街は隣接しています。

トゥルビー村旧市街

トゥルビー村旧市街へは、このトンネルをくぐって進みます。

トンネルの先には映画で見かけるようなシーンがその場で再現されたかのように感じました。

サンミシェル教会

旧市街のサンミシェル教会は入場料無料で、時間内(18時まで)は自由に出入りすることができます。

 

内装は少し怖さを覚える色づかい・雰囲気だと感じました。

わたしはどちらかというと白基調な教会の方が好みなので、ニース旧市街の大聖堂の方がタイプです。

トゥルビー村 新市街

小さな村の割にけっこうな数の観光客が訪れます。

土日ともなれば行き来する車の量も増えますし、駐車場もいっぱいだったりするので午前中の早い時間帯がおすすめです。

トゥルビー村のレストラン

村内にはレストランもいくつかあり、休憩や食事することもできます。

わたしはこじんまりした地元ならではのレストラン「CAFE DE LA FONTAINE」(カフェ・デ・ラ・フォンテインヌ)で食事をしました。

ランチメニューにあった「サーモンのラタトゥイユ添え」と、ビールをレモナードで割った「パナシェ」というドリンク(アルコール微量)です。

高台から海が見下ろせるレストラン

トゥルビー村のはずれには、高台から海の景色が臨めるレストランがあります。

観光客向けな雰囲気は漂うものの、やっぱり美しい景色と一緒の食事は思い出に残りそうですよね。次行ったときはこのお店も試してみたいです。

ラ・トゥルビー村への行き方

ニースから車

車で50分

わたしはニース市内から車で行きましたが、「ニース→トゥルビー村への直通コース」で50分ほどです。

渋滞や交通状況によって前後しますが、わたしは1時間とみています。

ニースから公共バス

トゥルビー村へはニース市内からも直通バスで行くことができます。

ニースからトゥルビー村への直通バスは「116番」で、始発点はニース中心部から若干離れますのでご注意ください。

《参考情報》
バス:116番(ニースからトゥルビー村)
所要時間:約50分
時刻表:https://www.departement06.fr/documents/A-votre-service/Deplacements/transports-en-commun/dpt06-cadredevie_lignes_116.pdf

モナコから公共バス

トゥルビー村から国全体が一望できる、モナコからも公共バスが出ています。

モナコ市内中心部から運行されていて、トゥルビー村までは約35分です。

モナコ観光は半日あれば見てまわれるので、トゥルビー村へとの組み合わせで1日観光にすることも可能です。

《参考情報》
バス:11番(モナコからトゥルビー村)
所要時間:約35分
時刻表:http://www.zestbus.fr/Pratique/Lignes-et-horaires/11-La-Turbie-Mairie-Le-Devens-Eglise-de-Beausoleil-Monaco-Casino

トゥルビー村の魅力 まとめ

ざっくりとですが、トゥルビー村の魅力をご紹介しました。

正直いうとわたしは期待もなく訪れたのですが、想像をはるかに超えた驚きな場所で今ではすっかりお気に入りの観光スポットです。

特に、ローマ帝王(しかも初代!)の勝利を記念された場所。2000年以上も前の出来事が今でも目にできるなんて感慨深すぎです。

  • ニースから少し足を伸ばして近郊の村へ行ってみたい!
  • 歴史とのつながりが深い場所が好き!

という方にはぜひおすすめしたい村です。

《観光情報》
トゥルビー村 公式観光ホームページ
http://www.ville-la-turbie.fr/

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この記事を書いている人

mika
mika
本拠地スペイン、時々フランス。
現在は南仏・コートダジュール地方に滞在。

現地生活・仕事・旅行などのリアルな現地情報と、そこから得た自分らしく生きるヒントを発信しています。

また、海外在住ブロガー向けのオンラインサロンも運営。
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