
こんにちは、Mikaです。
「あなたの才能を挙げてください」 そういわれて、あなたはすぐに答えられますか?
わたしははっきりと言葉にできませんでした。
- 自分の才能ってなに?
- 能力とはちがうの?
- わたしの強みのこと?
と戸惑いましたし、感じるものはあったけれどうまく言葉にできませんでした。
考えれば考えるほど「才能」「能力」「強み」がこんがらがってしまい、言葉にするどころかうまく考えられなかったんですよね。
それが、「人に聞いてみる」ことではっきりわかりました。
自分では言葉にできなかったわたしの能力や魅力に気づくことができ、一歩進めました。
たったそんなこと?と思うかもしれませんが、一人で悩んで答えが出ないなら誰かに聞いてみるのは良策です。
今回の記事では、人に聞くことで自分の才能を見つけ自信をつける方法をシェアしたいと思います。
目次
自分の中の自分が見えない

才能ってなんだろう?
わたしは自分の中の「才能」が何かわからなくて、長い間探し求めていました。
- 人より興味のあること?
- 人より少しでもうまくできるもののこと?
- そういう星に生まれてきた人だけが持つもの?
才能って、簡単にいえば「得意なことの延長」だとわたしは思っています。
それを元にいろんなパターンで考えてみるけれど、なんだかどれも違う気がしてぴったりな答えは見つかりませんでした。
「人より興味があること」と「人より少しうまく(多く)できること」が混ざってしまい、「これって得意と呼べるんだろうか?」と思ったり。
「才能ってそういうことじゃないよね」と、どこかしっくりきませんでした。
才能のある人が羨ましくて比べていた
わたしのまわりには優秀と言われたり、一目置かれたりしている人が本当に多いです。
そして彼らはみんな(本当にみんな)経験と実績が伴っていて、「才能がある」とはこういう人たちのことを言うんだと思っていました。
「得意だけじゃなく経験も実績も伴っている人たち」のことです。
なので、わたし自身がどれだけ自分の才能を考えたところでどれも才能とは言えないと思っていたし、自分はまだ経験や実績が足りないと思っていました。
そして、自分の才能を考えれば考えるほど「成功している人たち」と比べてしまい、彼らの実績や経験をうらやましくさえ思っていました。
そんなもやもやが半年ほど続いたある日、「才能の見つけ方」を知る機会がありました。
才能とは、能力×魅力のこと

才能とは、「あなたの持っている能力と魅力のかけあわせ」です。
「才能」=「能力」×「魅力」
そこで、自分の「能力」と「魅力」を思いつくだけ挙げてみることにしました。
・・・がしかし、この時点でつまづきまくります。
自分の能力と魅力。思い当たるものはいくつかあるけど「果たしてこれは挙げてもいいものか?」と、そこさえも判断がつきませんでした。
- 些細なことも才能になるの?
- こんなの誰にでもできることだよね・・・
- これは性格のうちで才能ではないんじゃ?
みたいに、挙げるにも挙げられないものがたくさんありすぎて、自分の中でよくわからなくなってしまったんです。
それに、考えれば考えるほど自分がどれだけできない人間なのかが露骨にわかってしまって、悲しさが込み上げてきました。
自分の才能を知る方法

自分の人生で一番長く付き合ってきている自分自身なのに、自分の能力や魅力さえ挙げられない。
そんな悲しい事実に心打たれながら、わたしは自分で答えを出すのをやめて人に聞くことにしました。
わたしのことをよく知る、近い存在の人。こういう質問を本気でしても茶化したりせず正面から受け止めてくれて、真っ当に返してくれる人。
建前や表面上の付きあいではなく、わたしの芯を知ってくれている人から本音を聞きたい・・・。
そう思ったときに浮かんだのが、わたしのよき理解者でもある夫と昔の上司でした。
他人に映る自分の魅力
「わたしの能力・魅力ってなんですか?」
と、ストレートに昔の上司へ聞いてみました。
その答えがこちらです。他人に映るわたしの魅力です。
- 思いたったら吉日の行動力
- しかも動きながら観察もし調整する力
- 良くも悪くも一匹オオカミ的な強さ
- 人を思いやれる(優しい)
たしかにどれもわたし自身で感じていたこと。
感じていたけど言葉にならなかったものたちが言語化されてる・・・。
「この人に聞いてよかった」と、素直にそう思いました。
他人から知る自分の魅力
そして、夫からはこのような言葉をもらいました。
- オーガナイズに長けている(調整する力)
- 未来を予測した行動
- 枠にとらわれない思考(オープンマインド)
- 人を思いやる(リスペクトフル)
- 好奇心旺盛
- 人に聞ける力(気になることを詳しい人に聞ける)
- 自己啓発を惜しまない
- 旅行が好き
- いろんな文化を尊重する
- いろんな人といろんな話題で話すことが好き
毎日顔をあわせる夫婦でも、相手のいいところを面と向かって伝えるのは多少の恥ずかしさがありますよね。
それでもこうやって本心を伝えてくれる夫には、感謝でいっぱいです。
自分の能力を認める勇気と自信

夫と昔の上司、2人からもらった言葉をあわせるとこのようになります。
- 思いたったら吉日の行動力
- しかも動きながら観察もし調整する力
- 良くも悪くも一匹オオカミ的な強さ
- 人を思いやれる(優しい)
- オーガナイズに長けている(調整する力)
- 未来を予測した行動
- 枠にとらわれない思考(オープンマインド)
- 人を思いやる(リスペクトフル)
- 好奇心旺盛
- 人に聞ける力(気になることを詳しい人に聞ける)
- 自己啓発を惜しまない
- 旅行が好き
- いろんな文化を尊重する
- いろんな人といろんな話題で話すことが好き
自分では性格なのか能力なのか魅力なのかがわからなくて、言葉にならなかったものたち。それがこんな風に言語化されたことで気づいたことがありました。
わたしは自分自身のことを厳しく見すぎていたんだな~。
才能や能力はこういうものであるべきとか、素晴らしいものじゃないと能力といけないとか、「考える基準を自分で勝手に上げていた」から言葉がでなかったんですね。
自分では見えていなかった(見過ごしていた)能力や魅力は、人に聞いたことで気づけました。
「自分のことなのに自分が一番分かってないな」と思った瞬間です。
自分の才能をみつけることは難しい。自分の魅力をみつけることはもっと難しい。自分で認識してる自分自身と、人から認識されてるわたしにはギャップがある。本当の自分はこうじゃないのに。わたしはもっとこうなのに。人生で一番身近な自分自身のことが一番よく分かってないものなんだよね。
— mika@スペイン/フランス (@europe_life15) 2017年8月15日
自分の能力・魅力を信じる
夫からもらった返信は、予想をはるかに超えた長文メールでした。
わたしの能力・魅力がたくさん書かれたメールの最後に「だからボクはキミと結婚したんだ」という一文が添えられていて、ここまで読んだ瞬間に涙がこぼれてきました。
本文だけでも心動かされる内容なのに、とどめを刺すかのような最後の一文。
彼の思いが伝わってきて、「この人と結婚して良かった」と心の底から思った瞬間です。
自分の能力と魅力を知るMtgに必要だったので昔の上司と一番身近な夫に私の魅力を聞いてみたら、夫の返信が思いがけないほど素晴らしくて感動して涙が出てきた。そして文の最後に「だから僕はキミと結婚したんだ」っていう一文が添えられてて、一人感動の嵐。この人と結婚して良かったと思えた瞬間✨
— mika@スペイン/フランス (@europe_life15) 2017年8月19日
夫からもらった言葉はわたしの能力や魅力を知る目的以上に、わたし自身に勇気と自信を与えてくれました。
いくら能力があったって、いくら魅力があったって、自分に自信が持てなければうまく発揮できません。
わたしが言葉にできなかった自分の能力も魅力も、「自分に自信がなかったから言葉にできなかったんだ」と今になってわかりました。
わたしに足りなかったのは「自分の能力や魅力を認める勇気と自信」だったんです。
自分の才能を見つけ、自分を信じる

「才能」とは、あなたの持っている「能力」と「魅力」のかけあわせです。
自分の才能を知るためには、自分自身で知り得る限りの能力と魅力を挙げてみることからはじめます。
それでも挙げられない場合は、信頼できる人に聞いてみるのが知るための近道です。
そうしてわかった自分の能力や魅力を、自分自身が信じてあげること。勇気をもって「わたしは〇〇に長けている」と信じてあげることが大切です。
自分で自分を信じてあげなければ、誰にも信用されなくなります。
世界でたった一人の自分自身を、あなた以外の誰に信じてもらえますか?
詳しいエピソードはプロフィールをどうぞ
自分の才能を知り、認めてあげて、活かす。
これができて、はじめてあなたの才能が花開く準備が整ったわけです。
わからなくなったらこの順番です。
- 自分の能力と魅力を挙げてみる
- 挙げられなければ人に聞いてみる
- 自分で自分を信じてあげる
特に、人に聞くことで客観的に自分を知ることができるのでおすすめです。
自分の才能を見つけ、自信をつける方法 まとめ

わたしは自分に自信がありませんでした。
人より少し得意なことはある。人から褒められることはある。
でもそれを「才能」「能力」「魅力」に当てはめることができませんでした。
そんなわたしが自分の能力に気づけたのは、素直に人へ聞いたから。
これには絶大な効果がありました。
自分の能力?魅力?と言葉にならなければ、人へ聞いてみてください。
そうすることで客観的に自分のことを知ることができますし、他人から見られている自分を知れたことで自信にもつながります。
まずは自分の能力を知り、そして信じる。
精神論的に聞こえるかもしれませんが、自分を信じてあげることで活力が湧いてきますし、自分の強みだと思うと取り組み方も変わってくるものです。
自分の能力・魅力を信じて活かすことで、次につなげていってくださいね。