
こんにちは、mika( @europe_life15)です。
今日の対談は、ドイツからキーツマン智香(ちか)さんをお迎えしました。
子どもの頃から「未知の世界」に興味があったという智香さん。
その興味関心は大人になっても色あせることなく、ドイツ移住から20年経った今も異文化への関心に惹きつけられる日々。
現在は「マニアックなドイツ観光地を紹介する」ブログも運営されています。
そんな智香さんのインタビューは、こちらからどうぞ!
目次
ドイツ在住・キーツマン智香さんの紹介

1990年のドイツ留学を機に移住された智香さんは、ドイツ生活20年以上。
日本で学生していたころから翻訳のお仕事をはじめられ、その後も長く翻訳のお仕事に携わっていらっしゃいます。
翻訳というと難しいお仕事のイメージがあったんですが、「未知の世界」や「異文化」に興味があるとお話しくださったときの智香さんがとても印象的でした。
海外を出ようと思ったきっかけ
子どものころから「未知の世界」に興味があったという智香さんが、高校生の頃に行動したのはアメリカへの1年留学。
異文化についてもっと知りたい。
東南アジアなどを放浪しているうちに旅行では物足りなさを感じて、その地の表面だけじゃなく現地のどっぷりとした生活を見てみたい。
その思いを実行に移すべく、次の留学計画を考えたのはドイツとは方向も違うメキシコだったそうです。
「留学を決めていた大学への費用も払い、教材も購入してあとは行くだけ!」
そんなときに、インターンで日本に来ていたドイツ人男性(現在の旦那さま)の勧めでドイツ留学を考えはじめることに・・・。
その後、大どんでん返しでメキシコからドイツ行きへ舵を大きく変えられます。
ドイツ留学について
当時はドイツへの留学エージェントというのはありませんでした。
そして、ネットもない時代。ビザ取得のためにドイツ国内の大手語学学校に申し込む必要があったんです。
現代のようにネットで調べれば何でもわかる時代と違って、情報集めは「足」を使って取りに行くしかなかったんですよね。
無事に留学を果たした智香さんは、現地で学生・社会人と二足の草鞋を履く生活をはじめられます。
学生のころからされていた翻訳のお仕事を現地の支社でも続けられるという、奇跡みたいなすごい偶然にただただびっくりしましたが、そんな偶然を引き起こしたのも智香さんだからだったのかもしれません。
ドイツでの語学留学と挫折
「現地での留学」「翻訳のお仕事」と、順風満帆に留学生活を送られたようにも感じましたが、語学と仕事との二重生活に挫折もあったとか。
語学学校は費用が割高だったので、月日が経過するとともに資金も減っていく・・・。ドイツ語もうまくならないし効率的じゃないと思い、学校を変えることにしました。
新たに入りなおした語学学校は「外国人のために開かれた語学学校」で、ドイツの大学へ入るために必要な言語力をつけるための、語学学校だったそうです。
この語学学校の最終試験に合格すると、ドイツの大学に入るための資格が得られるということ。「せっかく合格したならドイツの大学へ通いたい!」と、入学を決められました。
ドイツでの生活
長く生活していけばいくほど、今まで見えていなかったことが見えるようになって、毎日新しい発見がある。
「繋がり」が見えてくることで楽しさがより増していく。
そう話してくださった智香さんだからこそ気づくことや、見える世界があって、その気づきがブログでの発信に表れているんだと感じました。
異文化を尊重し、新しい気づきを受け止める。そんな智香さんの人柄がよく伝わってきました。(ドイツ生活のことは、雑記ブログで紹介されていらっしゃいます)
ブログでの発信
智香さんは現在、3つのブログを運営されています。
- 科学技術:Sci-Tech-Germany
- ドイツ観光:まにあっくドイツ観光
- ドイツ生活や雑記:New Phase
科学技術:
ドイツのおもしろ技術、スタートアップのおもしろテクノロジー、社会問題解決系、環境系などを紹介
まにあっくドイツ観光:
日本のガイドブックには載っていないマニアックな観光場所を紹介。最近のお気に入りは、ユネスコ認定公園に指定された「地下洞窟」「旧石器時代」。
雑記ブログ:
ドイツ生活のこと、自分のこと、日々の生活から気づいたことなどを発信。
これから海外へ出たいと思っている人へのメッセージ
海外といっても「どの国にいくか」「どの状況でいくか」「どんな目的で行くか」によっても違いますので、こうすればいいという一般的な処方箋はないと思います。
国が変われば今まで培ってきたものは通用しないと思いますし、行った国にあわせるのが一番。
- こうするべき
- こうじゃなきゃいけない
- こうすればいいというのはない
なんていうものはありませんし、それで幸せになれるとは限りません。
人の意見は参考程度に、あまり気にせず行動してみてくださいね。
企画の趣旨について

この対談(インタビュー)シリーズでは、主にこの4つのことを聞かせていただいています。
1海外に出ようと思ったきっかけ
2実際にどうやって海外へ出たのか
3ブログではどんなことを発信しているか
4海外へ出たいと思っている方へのメッセージ
世界で活躍する海外在住ブロガーさんをインタビューし発信していくことで、「これから海外へ出たい人」への参考になったり判断材料のひとつにしてもらえたら・・・という想いから、今回の対談企画に繋がりました。
「新たな一歩はここにある」
この対談からあなたの「一歩」を見つけてもらえたらうれしいです。