Web発信

結果を出す秘訣は「相手のために惜しみなく情報提供すること」だった

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コノリー美香の自己紹介


こんにちは、mika( @europe_life15)です。

最近、とても貴重な体験をしました。

与える側が最後に得をする」。

言葉は聞いていたけれど、それを実践してみたら聞いていた以上の効果があって自分でも驚いています。

今日はその体験をシェアしたいと思います。

きっかけは「トラベロコ」のサービス提供

わたしはいま本拠地のスペインを少し離れて、フランス南部はコートダジュールにあるニースという都市に住んでいます。

このニースは地方都市ながらよく知られていて、観光客が後を絶ちません。

その人気は遡ること数百年前から。1年を通して温暖な気候を求めに、そして碧い海岸を求めに、世界中からセレブリティが集まる都市として名高い場所です。

そんな場所に運よく住めているわたしは、「せっかくならここにいるメリットを活かしたい!」と思うようになりました。

そして、「トラベロコ」というサービスで現地に住む人(ロコ)のサービス提供をはじめたのです。

トラベロコとは?

トラベロコ(Traveloco)は、「海外に住む日本人」と「現地の人の協力を得たい日本人」をマッチングさせるウェブサービスです。

ロコと呼ばれる現地在住者が提供するさまざまなサービスを、このサイトを経由して利用できるというのものです。

世界中いろんな国にいる在住者から、ときには観光ガイド、ときには時事問題やリサーチに関する情報提供、ときには通訳などといったあらゆるサービス提供がされています。

知ってる情報は惜しみなく提供する

わたしが提供しているサービスは、主に観光ガイド。

ニース市街はもちろん、近郊で人気のあるエズ村やモナコ、国際映画祭が行われるカンヌまで、その方の希望に沿ったプランを作っての同行ガイドです。

その中で1日観光を申し込んでくださった方(仮にAさんとします)から、すごくありがたい経験をさせてもらいました。

といっても何か特別なことをしたわけではありません。ただ、わたしが知っている情報はすべて、包み隠さずにお教えしただけです。

定番の観光場所はもちろん、秘密の観光スポット、現地の交通状況に治安、おすすめのレストランやお店、空港から市内までの交通、駅までの行き方、ホテル周辺の情報などなど、てんこ盛りでお伝えしました。

情報提供しまくったら、結局自分が得をした

その方の志向に沿った詳細をお伝えし、依頼されたサービス以外の質問にも知っている範囲・調べられる範囲ですべてお答えしました。

すると、Aさんは予想以上に喜んでくださり、わたしのことを信用してくださったのか他にもいろんな相談をしてくださるようになりました。

そのうち「こんなことお願いできませんか?」と別日程のプランでご相談・お申込みをいただくことになったのです。

わたし自身は「あわよくば・・・」の思いなどは1ミリもなく(本当になかった)、純粋に「思い出にのこる旅のお手伝いがしたい」と思っていただけだったのですが、きっとその思いが通じたのだと思ってます。

メッセージのやり取り中、何度も何度もお礼のコメントをいただき、わたしの方が恐縮してしまうくらい。そしてふと気がつきました。

あれ? 結局わたしが得してない?

惜しみなく情報を発信していたら、別のお申込みに繋がってしまった。情報提供しまくったら予期せぬうれしい結果が自分に返ってきました。

ブログ運営の秘訣も「情報提供しまくる」だった

わたしはこの経験から、ブログ運営の秘訣も改めて気がつきました。

たまたま検索できてくれた人、いつも楽しみに見てくれてる人、どちらの読者さんへも共通していえるのは「情報を提供しまくる」ことだったりします。

たとえ偶然わたしの記事にたどり着いて読んでくれた方でも、知りたかったことの情報がその記事にたくさんあったらうれしいですよね。別の検索をして補足状況を調べなくてもいいわけですから。

読者の方に有益な情報を提供している記事(サイト)は、読んでくれた方に好感を持ってもらえるだけでなく、Googleからの評価もあがります。

ということは、情報提供をすればするほど、間接的に自分の評価に繋がるということなんですよね。

情報提供しまくることで「その分野に詳しい人」になれる

たとえばわたし自身。ツイッターの発言などでは海外在住ならではの話しや写真などを投稿してます。

そのほか愛犬の写真なども載せてますが、全体的に海外に関する内容(特に在住地)が多いので、まわりの人からも現地に詳しい人という印象を持たれています。

これと同じようなことがブログでも起こります。

ブログで情報発信をしていく中で、決まったテーマについての発信(記事)を増やしていけばいくほど、まわりの人から「その分野に詳しい人」と認識されるようになります。

その結果、読者さんからの質問や問い合わせをいただいたり、企業からのオファーやスカウトなどといったうれしいことも起こったりします。

わたしは旅行系記事のオファーを何度かいただきました。

情報提供しまくったら、結果が勝手についてきた

今回のトラベロコの経験も、お仕事のオファーの経験も、結局は「情報提供しまくった結果」でした。

損得なんて考えず、読んでくれる人のためだけを考えてひたすら情報提供(発信)を続けていたら、うれしい結果となって返ってきました。結果が勝手についてきたんです。

このうれしさは経験しないと味わえません。そして、一度味わってしまうと忘れられない感動だったりします。

「情けは人の為ならず」

情けは人の為ならずとは、人に情けをかけるのは、その人のためになるばかりでなく、やがてはめぐりめぐって自分に返ってくる。人には親切にせよという教え。故事ことわざ辞典

まさにこれです。

人のため(読者のため)と思って発信した結果は、やがてめぐりめぐって自分に返ってくる

ってことですね。

前職の上司からも同じ言葉をもらったことがあります。そしてその言葉を聞いたときからできるだけ、意識しなくともそうなっていられるように気をつけています。

今回のトラベロコでのやり取りは、そのことを再び気づかせてくれた出来事でした。

数あるロコの中からわたしを選んでくださり、お申込みくださったAさん。申し込みはもちろんうれしいことですが、それ以上に大きな気づきをいただきました。

それはお金で買えるものではないので、わたしには金銭以上の価値があります。そのことに気づかせてくれたAさんに感謝いっぱいです。

この場を借りて・・・

Aさん、どうもありがとうございました!

ABOUT ME
Mika Connolly
コノリー美香。海外認定コーチ。2020年東京オリンピック出場候補(女子陸上)選手メンタルサポートコーチ。キャリア・ライフサイクルの変化にも上向きに人生をシフトして、自分らしく生きたい女性の自己実現をサポートしています。クライアントは世界14ヶ国在住。/ ▼無料メールレター
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