こんにちは、Mikaです。
夢に向かって、はじめの一歩を。
そんな言葉はあふれているし、ありきたりすぎて真新しさなんてまったくない。
じっさいにわたしもクライアントさんとのセッションで口にするけれど、クライアントさんだってよくわかってる。だから、こうしてわたしの元に来てくださっている。
一歩を踏みだすために。
そんなことわかってる。けれど、うまく踏みだせない。
そんなふうに自分の「課題」がすでにわかっていて、「課題解決のためにどうすればいいか?」を探している時点で、何百歩も進んでるよって伝えたい。
1ミリでいい
なにかに向かうはじめの一歩。
ちがって捉えられてる方がおおいのだけど、はじめの一歩は1ミリでいい。
大きなステップが必要なら、はじめの一歩は大きめに。それでもやっぱりはじめの一歩は小さければちいさいほど効果があるとわたしは思っていて。
なぜかって? それは、、
いちばん最初の一歩がちいさければちいさいほど、二歩目が出やすくなるから。
人間の性質的に、大きな変化には順応しづらいけどちいさな変化は順応しやすいから。
小さな一歩が習慣になる
ちいさく一歩を踏みだすことで、脳が「変化」だって気づかない。
そのまま習慣化してしまえばこっちの勝ち。
貯金だってそうですよね。まいにち1000円を貯金箱にいれつづけるのはけっこう大変だけど(楽な人もいるかもだけど)、まいにち10円ならつづけられる。
さいしょの一歩に慣れたら、二歩目はもう少し大きめの一歩が「ラクに」踏みだせる。10円から50円・100円にしたってつづけられそう。
そしてこれをまた、習慣化してしまえばいい。
家にかえってくるなり貯金箱にちゃりん。 帰宅したら玄関で靴を脱ぐのとおなじように、意識せずとも勝手にカラダが動いてるくらい習慣化してしまえるかが大きな分かれ目。
一歩を意識しすぎない
〇〇の目標に近づくために(達成するために)、明日からできるちいさなことはなんですか?
こんな風に、わたしはクライアントさんにいつも聞いているのだけど、どんなことが一歩になるのか迷われる方もけっこういて。
「どんなことでもいいですよ~」とヘルプを出しても、うまく一歩がイメージできないって方も少なくなくて。
そんなときわたしは「たとえ話」を持ち出す。
相手の志向を理解したうえで関係のありそうな例え話しをすると、「あ~!そっか、そんな風に考えればいいんですね!」と、アイデアが出てくる。
多くの人が「一歩」を意識しすぎてるのかな? そんなふうにも思う。
1ミリから、5ミリ・10ミリへ。
はじめの一歩が10メートルもあるような、そんな印象さえうかがえるのだけど、はじめの一歩は小さければちいさいほど良くて。
たった1ミリの一歩を軽々と超えてもらって、二歩目の5ミリをこれまた軽々と超えてもらって、さらに次の一歩へ。
ちょっとジャンプしたら軽々と三歩くらい飛びこえてしまうくらいの小さなことでいい。最初のいきおいを続けられるような、ちいさなちいさなことでいい。
大きな一歩を1回きりより、1ミリ → 5ミリ → 10ミリ と繋げていく方が「変化に対応」できるし、習慣化しやすい。
そう考えたら、1ミリの大切さが見えてくる。
さて、あなたはどんな1ミリをつくりますか?