people-eye

目が悪いと何かと不便なことが多いです。

私は裸眼だと輪郭しか分からないほどの視力なので、普段はソフトコンタクトレンズを使用しています。

私が長年使っていたコンタクトレンズはチバビジョンの「PRECISION UV」。2週間用の使い捨てレンズです。UV効果のある使い捨てレンズはあまり種類がなく重宝していたのですが、残念なことに今はもう生産中止となってしまいました。

precisionUV

製造中止となれば新たなレンズに変えざるをえません。

せっかく慣れたレンズを変えるのって何かと億劫ですよね。装着感や使用中のトラブルなどを一から試さなくてはならず、自分の目にあったレンズを見つけるのは意外と難しいものです。

その億劫さから毎回日本へ一時帰国する際に大量のコンタクトを買いだめしてスペインへ持ち帰ってきていたのですが、その在庫もとうとう尽きて製造中止も重なり新たなレンズ探しをここスペインで始めることになりました。

今回はレンズ探しでメガネ屋さんに薦められた最新コンタクトレンズ2種類のレビュースペインでのレンズ購入についてを記しておきたいと思います。

最新レンズのおすすめはシリコン製!

メガネ屋さんに相談して薦められたのがこちらの2つ。どちらも最新技術が施されたシリコン製です。

  • 写真左:ボシュ・ロム「ピュアビジョン2
  • 写真右:ジョンソン・エンド・ジョンソン「アキュビュー・オアシス

 

シリコン製のレンズは素材の特性で厚みが出てしまう。その厚さを感じる装着中の違和感を限りなく軽減するために最新技術を使い、同時にレンズの強度と保湿力も上がったそうです。

シリコン製は保湿力が高く、目がゴロゴロしにくい

シリコン製レンズに最新技術が使われているのはわかりました。が、一体何がどう違うのか解りにくいですよね。シリコン製レンズと従来型、それぞれの特徴を表にまとめてみました。(表は商品カタログを見比べながら説明された内容です)

 シリコン製ソフトレンズ
(J&Jのアキュビューオアシス)
従来型ソフトレンズ
(チバビジョンのプレシジョン)
レンズ厚さ厚め
(実際はいうほど気になりません)
薄め
保湿力従来型より高い少ない〜高め
汚れの付着従来型より少ないシリコン製より多め
金額従来型より高めシリコン製より安い
目への負担(ゴロゴロ感)少ないシリコン製より多い

シリコン製は従来型よりお値段がします。けれど、保湿力が高く装着中の違和感が少なくて目に優しいのでおすすめです。

使用感レビュー①:ピュアビジョン2(Pure Vision 2

purevision2

まずはじめに試したのは、ボシュ・ロム(Bausch Lomb)から発売されている「PureVision2」(ピュアビジョン2)で、1ヶ月用の使い捨てソフトレンズです。

1、ピュアビジョン2の使用感

指でつかんだとき、目に装着したときの感触は「厚め」です。慣れていないレンズだからだと思いますが、装着しているだけでも目が圧迫されるような感覚です。 

装着テスト初日、昼食後に眠くなりコンタクトをしたまま昼寝をしてしまいました。よくないのはわかっているんですが眠気に耐えられずたまにやってしまうんですよね・・・。案の定これがよくなかった。。

目を覚ましたときに強い乾燥感を感じ、すぐに目薬を差しました。パサパサしすぎて表面張力がなくなってレンズが眼球に張り付くような感覚です。結局、それから夜までずっと乾燥感は消えませんでした。翌日に再び装着するも、直後から目の乾燥感と違和感が取れずゴロゴロしたままです。  

まだ目が新しいレンズに慣れていないだけかと思い、違和感が気になるまま2日目・3日目と使用を続けてみましたが、やはりこの違和感と乾燥感は消えません。そして、4日目の夜に異変が起きました。

2、左目に大きな血だまりができた

私がコンタクトレンズを外すのは、シャワーを浴びる前です。

いつもと同じようにコンタクトを外しシャワーを浴びた後のこと、左目の黒目の横に1cm近くの大きな血だまりができていました。夫に言われ鏡を見てびっくり。

レンズを外した直後は何ともなかったし、シャワー中に洗剤が目に入ったり何かにぶつかるような強い衝撃を受けたわけでもない。言われるまで気付かなかったくらいですから、特別な違和感もありませんでした。しいて言うならレンズを外したときの開放感というんでしょうか、すっきりした感覚はありましたがそれだけです。

3、原因はレンズの圧力?

事が起こったのは金曜の夜。月曜にならないとクリニックは開きません(土日は休み)ので、2日半待ってから眼科を受診しました。

専門の眼科医に診察とテストをしてもらいましたが、幸い角膜に傷はついていませんでした。となると、原因は新しいレンズ?と疑いたくなります。ずっと感じていた微妙な違和感と乾燥感、そして装着時の圧迫感。それが原因??

診察の結果、はっきりとは断言できないけれどタイミング的に新しいコンタクトを使用したことは原因の一つかもしれない。ということでやはり新レンズが怪しい・・・。

4、専用の目薬を点眼し、2週間で回復

当面はメガネ使用です。血だまりが完全に引き、さらに2日待ったらコンタクトレンズに復帰しても大丈夫ということで、処方されたのは2種類の目薬です。

  1. 血だまりを引かせる目薬(一時的に使用):写真左
  2. 目の乾燥を防ぐ目薬(日常使いOK):写真右

5、血だまりを引かせる目薬「AQUORAL」(写真左)

1日分の目薬が5日分連なっていて、1つには数滴分の量しか入っていません。これを1日3回、4~5日使い続けます。感触はとろりとしていて濃厚です。

 

6、目の乾燥を防ぐ目薬「TobraDex」(写真右)

目薬1を使用している期間は、1の点眼後に必ず目薬2も差します。目薬1には目の乾燥を助長する成分が入っているので、その乾燥感から目を守るために目薬2が必要にとのこと。

こちらは小さなボトル入りで、血だまりが引いた後でも日常的に使えます。

最初の数日は目薬1のおかげで回復が早く、毎日血だまりが引いていくのが分かりました。5日目以降は乾燥を防ぐ目薬2のみの使用なので、回復は緩やか。最終的に目が回復するまで2週間かかりました。

7、ピュアビジョン2のまとめ

どのコンタクトレンズにも言えますが、レンズの合う合わないには個人差があります。どうやら私にはこのピュアビジョンは合わなかったようです。

次は候補2つめ、ジョンソン・エンド・ジョンソンから発売されている「アキュビュー・オアシス」を試してみました。

使用感レビュー②:アキュビュー・オアシス(ACUVUE OASYS)

acuvue oasys

レビュー①で書いた通り、ボシュ・ロムのピュアビジョン2は私には合いませんでした。

次に試したのは日本でもおなじみのメーカー、ジョンソン・エンド・ジョンソンの新製品「ACUVUE OASYS」(アキュビュー・オアシス)です。

このアキュビューは希望条件通りのレンズで期待できそうです。

私がレンズを選ぶ絶対条件は2つ。
特にスペインの強い紫外線から守ってくれるUV効果は必須です。

  • 使い捨て(2週間用がベスト)
  • UV効果

このアキュビュー・オアシスももちろんシリコン製です。

前半に紹介したとおり、シリコン製は従来型と比べて目の潤いを長時間保つことができ、乾燥の原因になっていた「まぶたとレンズの摩擦」を激減させて裸眼と同じ状態を保てるように作られています。

1、シリコンレンズの厚みは意外と気にならない

シリコン素材のコンタクトはレンズの強度が上がる分、仕上がりが厚めになりがちだと言われていますが、このアキュビューは全く気になりません。それどころか、高保湿のおかげ?で目の乾燥感も気にならなくなりました。

1日のうちにレンズを入れてる時間は短くないので、目の乾燥や違和感が気にならないのはうれしいポイントです。

このレンズを使うようになってから1年近く経ちましたが、テスト試用から今までピュアビジョン2に出たようなトラブルは出ていません。

2、両目使用で1箱・3ヶ月分

アキュビュー・オアシスは2週間用の使い捨てで、1箱12レンズ入りです。私は両目とも同じ度数で使えるので片目6枚ずつ、1箱で約3ヶ月持ちます。(2週間ごと×6枚)

購入は近所の行きつけメガネ屋さんで1箱60ユーロです。1箱で3ヶ月持つので月あたりの経費は20ユーロ。保湿が高くて目の調子も悪くないし、レンズの強度も高くて破れにくいのを考えると、月20ユーロは悪くないかなぁと思ってます。

ちなみに、新しいレンズを買うにあたって私が億劫だと思っていたもうひとつの大きな理由があります。それは「処方箋」です。

日本ではコンタクトレンズを買う際はネット購入であっても、医師から出された処方箋の提出が定められています。これと同じことがスペインでも起こるのだと思っていました。

スペインでは処方箋なしでコンタクトが買えます

glasses-book

スペインでは街のメガネ屋さんで気軽にコンタクトレンズが買えます。

スペイン語で「Optico」(オプティコ)と呼ばれるメガネ屋さんには、メガネ以外にもサングラスやコンタクトレンズ、その他関連商品を購入することができます。

 

日本ではコンタクトを買う前にまずは眼科を受診して処方箋をもらう必要がありますが、ここスペインではそれも必要なし。お店に入ってその場で自由に買うことができます。

このくらい手軽だと買いやすいですね。

さいごに

今回の件でわかったことは「スペインでは処方箋なしでコンタクトレンズが買える」ことと、「UV加工がされた使い捨てレンズの選択肢があまりない」ことです。

選択肢があまりない中、ジョンソン・エンド・ジョンソンのアキュビューシリーズは全てにUV加工が施されていることもありこれを選びました。私の目には合っているようで、今のところ何のトラブルもなく快適に使っています。

これで長かったレンズ探しもいったんは終了です。またレンズ探しをすることになったら記事にしてご紹介しますね。

この情報は2015年4月、2016年1月のものです。  


 

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この記事を書いている人

mika
mika
2011年より海外生活。スペインを拠点にフランスへ行ったり来たり。
現在はフランス・ニース在住。
起業した夫の仕事を手伝いながら自身のフリーランスを視野に入れて活動中。なかなか思うようにはいかないけれど、一歩ずつじっくりやってます。
→ 詳しいプロフィールはこちらへ
→ Line@はじめました!

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