単語・文法以外の英語勉強法。英語中級・中学レベルの私でも上達した4つのコツ

2017/03/16

先日よりはじめた「英語×マーケティング」シリーズでは、私の受けているレッスンをもとにしています。先生はイギリス人。イギリスで修士号を取得し、自らの事業(2社)を経営する現役のビジネスパーソンです。

そんな先生とのレッスンはもちろん英語。
こういうと、さぞ私の英語力が高いのかと思われるかもしれませんが、全くもって逆です。

私の英語は中の上。謙遜とかではなく正直に中の上。前まで受けていたプライベートレッスンの先生からも中級を指す「Intermediate」と言われていましたから。

そんな英語中級の私がイギリス人先生とマンツーマンで、英語でマーケティングのレッスンを受けられている理由は何なのかをお話ししたいと思います。

単語の数とか文法とか、そういうことはここでは言いません。中学レベルが分かれば十分です。その証拠に私は中の上、まさに中学英語をちょっと超えた高1レベル。

ここでは単語や文法以外のところに触れていきます。

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1. 経験

知っている単語の数や文法の基礎はもちろんあった方がいいですが、私はそれよりもどれだけ多くの「経験」をするかが大きく変わってくると思います。

日本人に多いと聞くケースは単語もたくさん知っていてTOEICのスコアも高得点。条件だけ聞くとすっごく英語力のありそうな人なのに、話すことが苦手で口ごもってしまう。

せっかくたくさんの単語を知っていても、文法をばっちり覚えていても、口ごもったままでは話しに参加していないのと同じです。

一般的によく言われていることに「下手でもいいから話してみる」ってありますが、この方法は確かに効果的です。でも、そうなれる前に「自分をそういう状況にいさせる必要」がありますよね。

それが「場数」です。

というとすぐに思い浮かぶのが「海外旅行」かもしれませんが、そこまでの金銭・労力を使わずとも日常生活の選択肢にちょっと加えることだってできるんです。

友達と飲みに行くお店決めにせっかくなら外国人の多いパブを選んでみるとか(←これは私が実際にやってました)、外国人の集まるイベントや国際交流会などへ参加してみるとか、外国人の友達がいる友人に紹介してもらうとか、それも難しければオンラインの英会話を始めてみるでもいいです。

とにかく自分の口から英語を発する「場数」を増やし、相手とコミュニケーションできたという小さな成功体験の積み重ねていく。それが「経験」となって自分の自信と力に繋がっていくはずです。

これを繰り返しているうちに「もっと話したい」「もっとコミュニケーションしたい」と思うようになり、つまらなかった単語練習や文法も自分から「もっと勉強したい」と思えるようになるかも。こうなったらシメたもんですね。

2. 自分の意見をもつ

場数を踏むにつれて相手とのコミュニケーションがうまく行くようになってくると、次に必要なのは「自分の意見をもつこと」です。

英語にも丁寧語などはありますが、それでも表現や質問などは日本語と比べると結構ストレート。日本では「湾曲表現」や」空気を読む」に代表されるように、直球ストレートな表現は敬遠される傾向にありますよね。

自分が自分が・・・という空気を醸し出しかねない「自分はこう思う」的な発言は敬遠される傾向にある日本ですが、英語は正反対。日常的に「あなたはどう思う?」「あなたはどうしたい?」という質問がビジネスだけでなく私生活でも飛び交います。

思いもよらない質問をいきなりされても、動じることなく切り返せるのは日頃から自分の意見を持っている証拠。そういう人は強いです。

単語力が足りなくて言いたいことがうまく表現できなくとも、知ってる単語をありったけ繋げれば相手は理解してくれようとします。そこにあなたの「伝えたい」という強い意志を感じるからです。

逆に、高度な単語を知っていたとしても自分の意見を持っていない人は、相手に「自分は中身が空っぽ」という印象を与えかねません。それが自分の意図と反していても。

自分の意見をもつためには、日頃の「意識」が大事なんではないかと私は思ってます。

目に入ったニュースについて自分なりの見解をもってみる。日本国内のニュースだけでなく世界情勢に目を向けてみる。ニュースでも出来事でも自分が当事者になったつもりで考え、自分なりの考えを出してみる。こんな風に視点を変えてみるだけで、何でもない日常がネタの宝庫に変わってきます。

簡単なのは自分が興味のある分野ですね。興味があるからそれに対する理解度も高いですし、まわりの人とは違う視点でものごとを捉えやすい。食べ物でもお酒でも、対象はなんでもいいんです。まずは興味のあることから「自分の意見をもつ」練習を始めてみるのもアリですね。

実践する

ここまできたらあとは「実践する」だけです。

積極的に場数を増やし、外国人とのコミュニケーションも慣れてきた。自分の意見を持つことで少しずつでも臆せずに自分の意見が言えるようになって「会話力」が上がってきた。

でもあれ?何だか思ったように伝わってない。単語はあってるはずなのになんでだろう?相手の話すことも結構な部分を聞き逃してる。あれ?英語力が前進してた感触はあったのに気のせいだった?

という経験ありませんか?

まぁこれ全部、ひと昔前の私なんですが。。。

単語はあってる。でも伝わらない。文法の間違いでもなさそう。じゃあなんで?

と思いますよね。

私もかなり落ち込みました。外国人とのコミュニケーションが以前よりできるようになりかけてて、1ミリでも自分の英語力が上がったと実感している中でのことだったので。。

そこで気付いたのが「発音」でした。

単語はあってるのに伝わってない。その伝わってない単語を何度も聞き返され、微妙に発音を変えながら何度も言い直してみると、途中で「あ~!〇〇ね!」と分かって貰えるというシチュエーションが結構な頻度ありました。

私からしたら「ほとんど同じ音じゃん!」と思ったりするんですが、ネイティブたちにはそうは聞こえていなかったんですね。

そこで、次は発音に焦点を当てて強化することにしました。実践の中で気づいた次なる課題点です。

3. 発音

これも本当によく言われていることですが、英語は日本語には存在しない音を使いますので、日本語で育った私たちには発音が難しかったりします。

そして、発音できない単語は聞き取ることができません

これも実践の中で気づきました。聞き取れなかった単語を聞き返してみると知ってる単語だったりすることが実際に何度もありました。

知ってる単語でも発音できない音は聞き取れない

例えば、日本人でも知らない人はいない?と思うくらい日常的に使われている単語「Love」。日本語読みだと「ラブ」ですよね。愛してる・大好きという意味で使われる動詞です。

もちろん私も知っていました。「Love」なんてよく使う単語ですから。

なのに、ある時ふと「You love **** ?」と聞かれたとき、この「Love」がうまく聞き取れませんでした。

何て言ったの?と聞き返すとその人は「Love」の単語だけを繰り返し発音してくれるものの、それでもすぐには聞き取れませんでした。

聞き取れないというか、聞き取れているんだけど私の知ってる「Love」の音と違っていたので、頭の中で2つの発音がリンクせず同じ単語だと結びついていなかったんですよね。

「Love」を正確に発音しようとすると「ロに近いラ」の音で、むりやり日本語読みにすると「ロァぅヴぅ」って感じになります。最後の「ヴぅ」は上の前歯を下唇にくっつけ、最後の「ぅ」は空気が流れ出る感じ。日本語の「ラ」ではなく「ロァぅ」。口をすぼめる「ぶ」ではなく上の前歯を下唇にくっつけながら出す「ヴぅ」。聞こえ方によると「ヴぅ」が「フぅ」にも近く感じます。

この経験から、単語を知っていても正しい発音を知らなければ聞き取ることができないということに気付きました。

そこで原点に戻り、アルファベット個々の発音からやり直ししました。今の時代なら幼稚園の子どもたちが習うような「エィ・ビィー・スゥィー・・・」の基本の基本からです。

参考にしたのは英語発音スペシャリスト

その後、英語発音に関する書籍や勉強法などをいろいろ探しました。

そこで見つけたのが「ネイティブ・スピード・リスニング」です。

アメリカ人であるスコットペリー先生は、言語学者であり英語発音のスペシャリスト。アメリカ現地の日系企業、現地在住日本人、ハリウッド進出している女優・俳優さんなどの発音矯正をも手がける人でした。

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アメリカの日系新聞社にも掲載され、日本でも雑誌・テレビ・新聞など各種メディアで紹介されています。

このホームページを見ると、ありがちな「聞き流し教材かぁ」と思われるかもしれません。確かに「耳で聞きながらトレーニングする」という意味では聞き流しすることになるのですが、ここで聞くのは主に「単音」と「音域」です。

私はアルファベット個々の発音からやり直したかったのでこの内容にしっくりきました。私が購入したのはもう何年も前なので内容が変わっているかもかもしれませんが、当時はこのような構成です。

  • なぜ日本人は英語の音が聞き取りにくいのかという根拠
  • 正しい発音をするにはまず正しい音を聞き分ける
  • 個々のアルファベットそれぞれの正しい発音の仕方
  • 日本人が苦手とするアルファベット(R・L・THなど)を発音するときのコツ
  • 単語ひとつひとつを聞き取ろうとせず、文脈全体で聞き取る
  • トピック別のストーリーで中文のヒアリング練習ができる(10個くらい)

これを可能な限り聞き取れるまで、何度も何度も繰り返し聞き返しました。

正しい音を聞き分け、正しい音に真似て発音する

そうしていくうち、正しい音が聞き分けられるようになっていきました。もちろん、発音練習は聞けるようになった正しい音に真似て。それに合わせて私の「ジャパニーズイングリッシュ」も少しばかりマシになりました。

それでも「ジャパニーズアクセント」はまだまだ私の大敵。今でも私のウィークポイントの1つでもありますが、発音は実践すればするほど改善していくと思っていますので、実践あるのみです。

耳でネイティブの音を聞き取り、正しい音を真似て発音する。間違っていたらうまく伝わらないので、伝わる発音で何度も試す。

ネイティブと言ってもアメリカ・イギリス・オーストラリアでは発音が全然違いますし、同国でも出身地によってアクセントは変わってきます。たくさんの人と話せば話した分、国・人それぞれのアクセントに慣れる練習にもなっていきます。

そんなこんなで多少なりとも英語力がついた気でいましたが、またも次なる課題が見えてきました。それが「表現の仕方」や「言い回し」です。

4. 表現の幅を広げる

たくさんの人と話していくと自分の会話力レベルに気づきます。

「話せるようにはなってきたけど、いつも同じ動詞・単語を使ってる気がする。同じことを言いたいんだけど、もっとこうニュアンスをうまく伝えたい・・・。」

これは今でも私の課題なんですが、伝えたいことや言い回しがいつも同じ単語を使った表現になりがちです。そこで今度は、

単調なフレーズやいつもと同じ言い回しじゃなく、もっと表現の幅を広げたい。

そう思うようになりました。そう、次の課題は「表現力」です。

参考にしたのはロサンゼルスNo.1、Hapa英会話の淳さん

ここでもやっぱりたくさんの本や教材を参考にしましたが、私が一番気に入って楽しめているのは「Hapa英会話」の淳さんです。

この淳さんは「ロサンゼルスNo.1の英語学校校長」でありながら「日本No.1のポッドキャスト番組」をも運営しているバイリンガル。日本人のお母さまとアメリカ人のお父さまを持ち、ロサンゼルス生まれ・ロサンゼルス育ちです。

小さな頃から英語と日本語との環境で育った淳さんは、その後日本の大学へ留学。さらに卒業後は日本企業に就職し、日本での社会人経験をも有します。そんな淳さんだからこそ、私たち日本人が疑問に思うポイント、やりがちなミスや間違った解釈などを日本語で分かりやすく解説してくれています。

ネイティブが使う英語のニュアンスが学べる

例えば、

など、中学レベルの簡単な単語だけど、聞かれたら一瞬「ん?」と考えてしまうポイントや、日本人がやりがちな「間違ってないけどネイティブは使わない言いまわし」などにフォーカスしてくれています。

さらに、淳さん(Hapa英会話)のYouTubeチャンネルでは、各エピソードを動画で分かりやすく解説してくれています。

●自分の考えを物腰柔らかく言う英語

他にも、こんな切り口のエピソードが動画でたくさん紹介されています。

淳さんの「Hapa英会話」には私が探していた表現力、一般的な単語で「使える言い回しを増やしたい」がありました。

Hapa英会話ではさらに、リスニング力と会話力を伸ばす

記事の前半にも触れていますが、英語力を上げるコツのひとつに「会話力」が挙げられます。

Hapa英会話では「聞く英語」と「話す英語」を分けて学習することで、効率的に英語力を上げる独自の手法を開発されています。

どういうことかと言うと、例えばレストランでのワンシーンを思い浮かべてみてください。
こちらより淳さんの説明動画が見られます)

「Can I get you started with anything to drink?」

ウェイターの人から「お飲み物はいかがですか?」と聞かれたとします。でもこの英語は「何を質問されているのか」が分かればよくて(聞く英語)、一語一句すべての単語を拾えていなくてもいいんです。

それに対し、

「Can I get another minute?」

まだ注文を決めていない私たちは「もう少しお時間ください」とすぐに英語で答えられるか(話す英語)が大事で、この「英語で伝える練習を強化」してくれるのがHapa英会話のプログラムです。

聞く英語は「何を質問されているか」が分かればOK。話す英語は「すぐに英語で答えられるか」が重要だということです。

淳さんご自身がドライブスルーで注文している動画をご覧ください。実際、ネイティブでも相手の言っていることを100%聞き取れていないことも少なくありません。→ 実はネイティブでも英語を聞き取れない? (画面を少しスクロールした2つめの動画です)

それでも「聞く英語」で会話の流れを理解し、「話す英語」で答えることで会話のキャッチボールができるようになるとおっしゃっています。

この2つの動画を見て頂ければ、「聞く英語」と「話す英語」のどちらに注力すればいいのかがわかりますよね。多くの日本人を教えてきて、日本人ならではのウィークポイントを知っている淳さんだからこそ開発できた手法なんじゃないかと思います。

効率的に英語力を上げる独自の手法
http://www.infotop.jp/click.php?aid=336967&iid=57950&pfg=1

単語・文法以外で英語力を伸ばす方法 まとめ

英語力アップで調べると「単語」「文法」が多く出てくるなか、「単語・文法以外で英語力を上げるコツ」をお伝えしました。

まとめると、

  1. 経験数
  2. 自分の意見をもつ
  3. 発音
  4. 表現の幅を広げる

私の場合はこの4つでした。どれも私自らが実践し、効果があったものです。参考になりましたでしょうか?

そして、次のステージへ上がるためには単語力のレベルアップが必要不可欠になりそうです。次の課題は避けられない「単語」。まだまだ私のチャレンジは続きます。

勉強が得意で単語も文法も難なくできる人には物足りない内容かもしれませんが、私のように「勉強は得意じゃないけど英語は好き」という人には試してみる価値アリだと思います。

試して少しでも効果を感じて頂けたなら、それはあなたの英語力がほんの少しでも上がったという証拠です。私も負けてはいられません。お互いに頑張りましょうね!

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当ブログの運営者



Author:mika
ヨーロッパ生活7年目。現在はスペイン。
海外ノマド的な生き方を探していたら起業することになり、ただいま経営・マーケティングを猛勉強中。
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